育毛(AGA)

初期 脱毛とは?

初期脱毛とは?(薄毛治療)


AGA(男性型脱毛症)の治療をしているとよく聞く初期脱毛。育毛しているのに?脱毛するの?と思われるかもしれませんが、初期脱毛はAGA治療に効果が出ている証拠です。

初期脱毛というのは、AGA(男性型脱毛症)の治療(育毛剤や、飲み薬)を始めてから1か月前後で起こる脱毛(抜け毛が増える)のことを言います。

早い人で1週間くらいから初期脱毛が起こる場合もあります。脱毛の量は人それぞれで、2急激に数百本単位で髪の毛が抜けることもあるようです。

 

初期脱毛とヘアサイクル(薄毛治療)

なぜ、初期脱毛が起こるのか?これはヘアサイクルが関係しています。人間の頭には、10万本ほどの髪の毛が生えており、髪の毛は1日に50~100本ほどが平均的に抜けます。これはヘアサイクルによるもので髪の毛は一定の周期で抜けます。この一定の周期で髪の毛が生えてから抜けるまでをヘアサイクルと言います。平均的なヘアサイクルの長さは、男性で3~5年 女性は4~6年が髪の毛の平均的なケアサイクルです。

 

ヘアサイクルは大きく3つに分けられ

成長期間・・・2~6年(髪の毛が成長する期間で一番長いサイクル)髪の毛全体の約85%ほど

退行期間・・・2~3週間ほど。成長が止まり毛球が退行します。

休止期間・・・・3~6か月退行期間で古くなった髪の毛が抜け落ち、新しい髪の毛が生える準備をします。

ココがポイント

このヘアサイクルは一生のうちの回数が決まっていて15~30回ほどとなっています。ヘアサイクルが短くなったらと考えると怖いですね。長く髪の毛を存続させたいならこの1回のヘアサイクルをいかに長くできるかがポイントです。

AGA(男性型脱毛症)とヘアサイクル

ヘアサイクルは男性では平均3~5年、女性では4年~6年と説明しました。

 

AGA(男性型脱毛症)では、このヘアサイクルが極端に短くなります。そのせいで、髪の毛の一生のうち一番長い成長期間が極端に短くなり、細い髪の毛や産毛にしかならず成長しきる前に髪の毛が抜けてしまいます。このせいで、頭皮が薄く見えてしまったり・髪の毛がすぐ抜けたりします。

 

AGAによって影響を受けるヘアサイクルの期間

成長期・・髪の毛の成長期が短くなり、すぐに髪の毛が抜け、頭全体の髪の毛の量が減り、細い毛ばかりになります。退行期間へすぐ移ります。

休止期・・古くなった髪の毛が抜ける期間が増加します。

 

このAGAによる悪循環のヘアサイクルを繰り返しをしていると、どんどんヘアサイクルの残り回数も減り、髪の毛の寿命が短くなっていきます。

AGA(男性型脱毛症)の治療と初期脱毛の原因と特徴

AGAの治療には、飲み薬と、頭に直接塗る(育毛剤)の2種類があります。これらは、AGAによる脱毛を改善し、正しいヘアサイクルに戻します。正しいヘアサイクルに戻る途中で初期脱毛が起きます。乱れたヘアサイクルでは休止期が長くなっています。この長くなった休止期間をAGA治療により短くすることで古く弱った髪の毛が抜けおち、新しい髪の毛が生えてきます。

 

つまり初期脱毛はヘアサイクルが正常に戻るための好転反応で、ヘアサイクルがいい方向に向かっている証拠なのです。

初期脱毛の期間とどのくらい抜ける?量は?

初期脱毛の期間は人それぞれですが、1~2か月程度と言われています。

初期脱毛の量も人それぞれで、数百本単位で抜ける場合もあるようです。

 

初期脱毛の見分け方(特徴・原因)

初期脱毛でも脱毛していることに変わりはないので不安はあると思います。これが本当に初期脱毛なのか?見分けるポイントを紹介したいと思います。初期脱毛が起きるポイントを紹介

以下のポイントが当てはまれば初期脱毛の可能性があります。

 

・薄毛治療のための治療薬や育毛剤を使い始めた時に起こります。1週間~1か月前後。

・頭皮にかぶれや赤みや肌荒れがない

・新しい髪の毛が生え始めた

 

以下のポイントに当てはまらなければ、初期脱毛ではない可能性があります。もし育毛剤を使って肌あれした場合は、中止し病院に行きましょう。

初期脱毛2回目?

初期脱毛は、薄毛治療のために、育毛剤や薄毛治療薬を飲むことで、正しいヘアサイクルに戻るための好転反応です。そのため、一定期間薄毛治療を中断して再開した場合、ヘアサイクルが乱れている場合があるので、正しいヘアサイクルに戻るために2回目の初期脱毛が起こる場合があります。

新しい治療薬や、新しい育毛剤を使ったから起こるというわけでなく、正しいヘアサイクルに戻るための好転反応なので、2回目が起こる場合もあります。

 

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